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メルマガ追客のやり方|一斉配信で忘れられない関係を作る

「一度査定しただけの相手に、また連絡していいものか」。そう迷って、過去の反響客をそのままにしていないでしょうか。売る気配のない相手に電話するのは気が引ける。でも放置すれば忘れられる。このジレンマを解くのが、メルマガによる追客です。

過去に査定した売主との接点が切れている。電話するほどではないが、関係は保ちたい。そのうち客が多いのに、まとめてフォローする手段がない——こうした場面で、メルマガは低コストで効果的な打ち手になります。一斉配信で、忘れられない関係を保ち続けられるのが強みです。

この記事では、メルマガ追客のやり方を、なぜ有効なのかという理由から、送るべき内容、成果を出す運用のコツまで整理しました。手をかけずに多くの見込み客との接点を保つための考え方をお伝えします。

メルマガ追客とは、一斉配信で接点を保つ手法

メルマガ追客とは、過去に反響のあった売主に対して、役立つ情報を定期的に一斉配信し、関係を維持する追客手法のことです。個別に連絡するのではなく、まとめて同じ内容を届けることで、多くの見込み客と少ない手間で接点を保てます。

一括査定の反響客の大半は、今すぐ売るわけではないそのうち客です。この層は数が多く、一人ひとりに電話や個別メールで対応するのは現実的ではありません。かといって放置すれば忘れられます。メルマガなら、この多数のそのうち客に、一斉配信で効率よくアプローチできます。手間を抑えながら母数の大きい層をカバーできる点が、メルマガ追客の最大の利点です。

ステップメールが一人ひとりの起点日に沿って自動配信されるのに対し、メルマガは全員に同じタイミングで同じ内容を送ります。市場の動きやタイムリーな話題を、リスト全体に一斉に届けたいときに向いています。

なぜメルマガが追客に効くのか

メルマガが追客に効く理由は、忘れられることを防げる点にあります。不動産の売却は決断まで時間がかかり、その間に接点が切れれば、売主は査定を依頼した会社を忘れてしまいます。

実際、売主が最初の会社を飛ばして別の会社に再び査定を依頼する理由のひとつが、「連絡をくれた会社を覚えていなかったから」です。裏を返せば、定期的に接点を持ち続けていれば、忘れられずに済みます。メルマガで月に数回、役立つ情報を届けているだけで、「そういえば、あの会社から情報が届いていたな」と思い出してもらえる。この積み重ねが、いざ売却を決めたときの相談先として選ばれることにつながります。

しかも、追客を続けている会社は競合のなかでも少数派です。多くの会社が初回対応だけで手を離すなか、地道にメルマガを送り続けた会社が、時間が経つほど有利になります。

ここがポイント

追客を継続している会社は競合の中でも少数派。初回対応だけで手を離す会社が多いからこそ、メルマガで接点を保ち続けるだけで、時間が経つほど相対的に有利な立場になれます。

メルマガで何を送ればいいか

メルマガ追客で最も大切なのが、送る内容です。ここを間違えると、配信解除されて接点を失います。

基本は、売主にとって役立つ情報です。送るべき内容の例としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 売却の進め方や注意点
  • エリアの相場や市場動向
  • 税金や法律の基礎知識
  • 実際の売却事例

逆に、避けたいのが売り込み一辺倒のメルマガです。「売りませんか」ばかりでは、すぐに配信解除されます。売主が「役に立つから読んでおこう」と思える状態を保つことが、リストを維持する条件です。

営業をまったくしないわけではありません。役立つ情報の合間に、さりげなく相談窓口や査定の案内を添える程度にとどめます。情報提供が主、営業が従。この比率を守ることが、嫌われずに接点を保つコツです。

注意点

「売りませんか」という売り込みばかりのメルマガは、配信解除の原因になります。役立つ情報を主軸に置き、営業色は控えめにとどめることが、リストを守るうえで欠かせません。

メルマガ追客で成果を出す運用のコツ

内容が良くても、運用を誤ると成果につながりません。押さえておきたいコツを整理します。

配信頻度を保つ

頻度が空きすぎると、忘れられるという本来の課題に逆戻りします。かといって送りすぎれば煩わしがられます。月に数回程度など、無理なく続けられて、かつ忘れられない頻度を保つことが大切です。続けられる頻度に設定するのが、長続きのコツです。

反応を見て温度の高い相手を拾う

メルマガは一斉配信ですが、反応は一人ひとり違います。特定の記事によく反応する、相談の返信が来る、といった動きは温度が上がったサインです。こうした反応を捉えて、個別対応に切り替える。一斉配信で母数を保ちつつ、温度の上がった相手を拾って個別に動くことで、成約につなげられます。

配信リストを整える

誰に配信しているか、リストが整理されていないと運用は回りません。反響客の情報を一元管理し、配信対象を正しく保つことが前提です。すでに成約した相手や配信解除した相手を除くなど、リストの精度を保つことも欠かせません。

ここがポイント

一斉配信で母数を保ちながら、反応のあった相手だけ個別対応に切り替える——この「ふるい分け」の仕組みを持つことが、メルマガ追客を成約につなげるカギです。

メルマガとステップメールを使い分ける

メルマガと似た手法にステップメールがあります。どちらも追客に使いますが、役割が異なるので、使い分けると効果的です。

ステップメールは、反響直後から一人ひとりの起点日に沿って、決まった順序で情報を届けるのに向いています。売却の進め方など、どの売主にも共通して伝えたい基礎情報を、計画的に届けるのに最適です。

一方メルマガは、市場の動きやタイムリーな話題を、リスト全体に一斉に届けるのに向いています。反響直後はステップメールで基礎を伝え、その後の継続的な接点はメルマガで保つ、といった組み合わせが理想です。どちらも、反響情報と対応履歴が一元管理されていることが、効果的な運用の土台になります。

メルマガ追客に関するよくある質問

配信頻度はどれくらいが適切ですか

月に数回程度が目安です。少なすぎると忘れられ、多すぎると煩わしがられます。何より続けられることが大切なので、無理のない頻度から始めて、反応を見ながら調整するとよいでしょう。

配信解除が増えたらどうすればいいですか

配信解除が増えているなら、内容が売り込みに偏っていないか、頻度が多すぎないかを見直します。役立つ情報の比率を高め、頻度を適正化すると改善することが多いです。ある程度の配信解除は避けられないものと捉え、内容の質を保つことに注力しましょう。

メルマガから成約につながりますか

直接すぐに成約するというより、忘れられない関係を保ち、売主が動くタイミングで思い出してもらうための施策です。メルマガで接点を保ちつつ、反応のあった相手を個別対応につなげることで、成約に結びつきます。長期的な視点で取り組むのが基本です。

まとめ|メルマガで忘れられない関係を保つ

メルマガ追客とは、過去の反響客に役立つ情報を一斉配信し、関係を維持する手法です。数の多いそのうち客を、少ない手間でカバーできるのが強みで、忘れられることを防ぎ、いざ売却を決めたときに思い出してもらうことを狙います。

成果を出すには、売り込みを抑えて役立つ情報を主軸にし、続けられる頻度を保ち、反応のあった相手を個別対応につなげることが欠かせません。ステップメールと使い分け、どちらも反響情報を一元管理した土台の上で運用すれば、効率よく多くの見込み客との接点を保てます。まずは過去の反響客リストを整えるところから、始めてみてください。

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